ロシアでダニ媒介性脳炎のワクチン接種
ロシアでダニ媒介性脳炎のワクチン接種をしました。費用は800ルーブル=1500円程。
以前から一番怖いのはマダニによる吸血だと知っていましたが、
致死率は30%で、後遺症の頻度は35〜60%とは驚き。
4月〜7月に最も活動が多くロシアでは春夏脳炎ウイルスと言われ、
私が滞在するイルクーツク州でも既に20人の方が被害に遭っている模様。
近年、日本でもマダニによる患者は2013年から2018年3月まで累計319人のうち
60人が死亡例が確認されているよう。噛まれたら、無理やりマダニを引きはがすと
口器が残ったまま体液が口器から身体へ入って更に危険が増し、
皮膚を切開するしか対処できなくなります。感染症の有無を調べてもらう為にも
医者へそのまま行くことが最前ですが、その間にハンドクリームなどで全体を覆い
窒息させると呼吸ができなくなり、自然とマダニが取れことがあるそうです。
殺虫剤や虫除けスプレーやアルコールでも吸血を止めて皮膚から離れるそうです。
1ヶ月後にもう一度接種が必要で、今日から4日間アルコール禁止です。
以前に奈良公園で鹿にせんべいをあげた時、鹿の耳がダニだらけで驚きました。
吸血中は簡単に離れないので触った程度では人にうつることは無いそうですが、
鹿に乗ったばかりのダニは危険ですし、足下から移る可能性があるので
何れにせよ注意が必要で、奈良公園で犬の散歩は避けたほうが良いと思います。
今日はワクチン接種の影響で全身筋肉痛のようでだるいです。
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