Interior Designer 中村茂雄

性別:男性
誕生日:5月18日
出身地:名古屋市
趣味 :空をみること・座禅
特技:フライフィッシング・料理

独学でデザインを学び、1996年より
フリーランスとして活動。
2000年 Shigeo Nakamura Design Office設立。
商業施設を主とし、住宅、照明、家具と幅広く
デザインに携わりロシアのホテルは5星/4星を獲得、
モスクワの個人邸、新たなホテルもロシアで進行中。

業務範囲
建築デザイン/住宅デザイン/インテリアデザイン/プロダクトデザイン/商業施設 設計 監理/

記事一覧(22)

沖縄の離島、座間味島へ

妻と私の誕生日は4日しか違わなく、今年もバースディウィークと題しウミガメと泳ぐことを目的に沖縄の離島、座間味島へ出かけました。最近は沖縄や奄美へのLCC格安航空券で片道5.000円以下でいけるのでお値打ちです。ウミガメは5月~8月に産卵の為に浅瀬へやって来て満潮の前後2時間がもっとも遭遇する確率が高いそうで、ウミガメは呼吸の為に15分に一度、水面に顔を出しますのでピンポイントで狙いをつけて探すのが良いでしょう。監視員が居る場所ではまず、どこが良いか尋ねる方が闇雲に探すより懸命。今回は座間味島の阿真ビーチで毎日遭遇することができましたが、遊泳区域が珊瑚保護の為にブイで区画されていたのが残念。岸から1〜2個目のブイの浅瀬に頻繁に現れ、また満潮時を無視し朝の7時頃にも現れていました。近づき過ぎると遊泳区域から出て行ってしまうので、進行方向を上手く誘導し長い間遊泳区域に留まって貰うのが観察のポイントだと思す。座間味島の宿はホテルや民宿が多くありますが、写真で見る限り古いか汚い宿が多かったので阿真ビーチのキャンプ場で2泊、ビーチの直ぐ脇でレンタルテント設備やシャワーもあり快適、夜は360度パノラマの満点の星も見ることができます。利用客の90%は外国人でブロンドの女性が多く驚き。食料は座間味港の食品店でお酒や食料も購入でき、食堂も近くにあります。またもう一つの古座間味ビーチへは村営バスで移動でき、水深が深いですが魚の種類と数が多くとても美しいビーチでした。レンタルパラソルや食堂もありますがお酒はなくシャワーは有料です。座間味へは那覇の泊港からクィーンざまみ(高速船)で50分、泊港でチケットを購入しましたがハイシーズンだと予約しないと乗れない恐れがあるので要注意!あとはチケット売り場も混むので早めに行った方が良いと思います。那覇発 往復運賃は5,970円。今度は座間味島から無人島へ出かけたいと思いました。座間味村公式ホームページhttp://www.vill.zamami.okinawa.jp

ロシア 一時居住許可申請へ

一時居住許可の為に病院へ健康証明書の検査を受診。初日は8時からの問診で8:30に到着するも既に200人のタジキスタン人の行列。30分待つが列が一行に動かない!訊ねると一人あたり1時間30分かかるとのことで諦める。翌日は7:30に到着するも既に300人のタジキスタン人!諦め翌々日は6:15に到着するも既に83人のタジキスタン人!8時からの問診まで、次々と前列へ割り込みが入る!注意すると「俺の友人だ!」と訳の解らない言い訳をし、手もあげられない程の満員電車のようにギュウギュウに押し寄せられる。隙間を開けると背後からいつの間にか前に行かれ既に150番目へ押し下げられ、皆大声で喚き散らしマナーは中国人以下だと思った。開門と同時に妻がロシア人なら早く入れてくれるかもと交渉に行くと、「日本人のシゲオ ナカムラ!」と呼ばれた!24番目のチケットを入手できようやく中へ、屈強なガードマンに見守られ受付のオバちゃんへお礼を言い3日目でようやく健康診断を終えることができた。ロシア妻と結婚しても滞在許可は90日しか与えられず、一時居住許可申請にはロシア語の試験に合格し、日本で犯罪履歴証明書を外務省の認め印がいるなどハードルがかなり高い。ロシア語の試験は大学に1年以上通いようやく受かるかどうかと言われたが滞在9ヶ月にしようやく合格することができた。ロシアで暮らすことは想像以上に難しい。

ロシア イルクーツクにある2つの日本名

ロシア イルクーツクにある2つの日本名があります。一つは「金沢通り/Уапица Канадзавы」ロシア語と日本語表記が看板で併記されていますが、「通」は、なんだか可笑しな書体でロシアらしいです。1967年3月にイルクーツクと石川県金沢市が姉妹都市になってその証として、町の通りの一つを「金沢通り」と命名しゆえに、通りの脇に兼六園のことじ灯篭のレプリカが飾ってあります。通りの最後に、三重県鈴鹿市による 「日露交流の記念碑」もあり1789年に漂流しイルクーツクに日本人で初めて訪れた 江戸の商人・大黒屋光太夫の出身で交流が生まれた記念碑。そして、もう一つは「シゲキ小公園/シゲキ モリ ストリート」などと呼ばれ森喜朗元総理の父である森茂喜氏の名前にちなんだもで、2011年の9月にお披露目があり、車の通れない小公園のような道。茂喜氏は石川県 能美市の市長で、イルクーツク地域と日本の都市間の姉妹都市関係の確立を開始し日ソ協の会長を務めていた森茂喜さんがイルクーツクの名誉市民として称えられ、遺骨は遺言に従いイルクーツク市郊外のシェレホフに分骨されていてます。それは私が内装をデザインしたホテルの前通りで、そのモニメントのデザイン案は、なんと私が2011年にしたものです。石碑のデザインを頼まれ、私は石庭にガラスで出来た塊の岩を置き下からライトアップの指示したのですが政府関係者が、そんな予算はないと墓があるシェレホフの土地の石を運んできたそうです。私の名前も貢献したと刻まれると聞いていましたが、まんまと騙されタダ働きさせられたようでした。

ロシアでダニ媒介性脳炎のワクチン接種

ロシアでダニ媒介性脳炎のワクチン接種をしました。費用は800ルーブル=1500円程。以前から一番怖いのはマダニによる吸血だと知っていましたが、致死率は30%で、後遺症の頻度は35〜60%とは驚き。4月〜7月に最も活動が多くロシアでは春夏脳炎ウイルスと言われ、私が滞在するイルクーツク州でも既に20人の方が被害に遭っている模様。近年、日本でもマダニによる患者は2013年から2018年3月まで累計319人のうち60人が死亡例が確認されているよう。噛まれたら、無理やりマダニを引きはがすと口器が残ったまま体液が口器から身体へ入って更に危険が増し、皮膚を切開するしか対処できなくなります。感染症の有無を調べてもらう為にも医者へそのまま行くことが最前ですが、その間にハンドクリームなどで全体を覆い窒息させると呼吸ができなくなり、自然とマダニが取れことがあるそうです。殺虫剤や虫除けスプレーやアルコールでも吸血を止めて皮膚から離れるそうです。1ヶ月後にもう一度接種が必要で、今日から4日間アルコール禁止です。以前に奈良公園で鹿にせんべいをあげた時、鹿の耳がダニだらけで驚きました。吸血中は簡単に離れないので触った程度では人にうつることは無いそうですが、鹿に乗ったばかりのダニは危険ですし、足下から移る可能性があるので何れにせよ注意が必要で、奈良公園で犬の散歩は避けたほうが良いと思います。今日はワクチン接種の影響で全身筋肉痛のようでだるいです。